■ ダイエットにぴったり お水の選び方
○ お水について
まずお水と一口にいってもいろいろな種類があります。
水ダイエットに効果的なお水については後ほど書きますが、ここではまず色々なお水について書きたいと思います。
水ダイエットでは1日2ℓもの水を飲みますので、いろいろな水を試して、自分にあったものを探してください。
○ 軟水と硬水の違いとは
軟水と硬水という言葉はよく耳にしますが、具体的にはどのような区別があるのかご存知でしょうか?
管理人はなんとなく日本のお水「六甲の天然水」とか癖のない水が軟水で、海外のお水「フランスの天然水」みたいなちょっと匂いのあるものを硬水と思っていました。
しかし、水はその中に含まれるミネラルの含有量を示す硬度によって軟水と硬水に分けられているようです。
硬度とは1,000ml中にカルシウムとマグネシウムがどれだけ溶け込んでいるかを数値化したしたもので、日本での基準だと軟水は100mg以下、中硬水は101mg~300mg以下、硬水は301mg以上とされています。
これで見ると管理人にはちょっと匂いがするから硬水と思っていたヴォルビックは硬度61.6の軟水だったんですね。(ちょっとびっくりしました。)
ミネラルウォーターを購入する際は成分表示を見比べてみると、おもしろいかもしれません。
では、軟水と硬水どっちがいいのでしょうか?
軟水と硬水には、それぞれに向き不向きがあり用途によって使い分けるのがよさそうです。
○ 軟水
日本の水はほとんどが軟水ですので、日本人には慣れ親しんだ味で抵抗無くおいしく飲める水と言えると思います。
軟水は、癖の無いまろやかな口当たりが特徴で、お料理や炊飯、コーヒー、紅茶などに利用すると、よりおいしくなるといわれています。
胃腸が未発達のあかちゃんのミルクの調乳や小さな子供さんのいるご家庭、お料理をおいしく作りたい方には軟水がお勧めです。
管理人がお料理に軟水を使って一番違いに驚いたのは、お米です。(料理とはいいがたいが。。。)炊飯に軟水のミネラルウォーターを使用すると「お米変えた?」と思うほど炊き上がり違いました。
一度お試しあれ!
○ 中硬水
軟水よりミネラル分は多く含まれていますが、そのままでも飲みやすく、加熱しても苦味やえぐみが少ないのでお料理やコーヒー紅茶などにも適している水といわれています。
管理人個人的な感想ですが、硬水が苦手な方にも飲みにくいという感じはしませんので、ミネラル分の補給が目的の場合にも、お料理にも利用できるので、ご家族で利用されるには中硬水がよいかもしれません。
また、水ダイエットもしたいけど、料理やお茶にも使いたい、いろんな水を使い分けたりするのは面倒という方は、軟水と硬水のいいとこどりのような中硬水が便利だと思います。
○ 硬水
いわゆるミネラルたっぷりでいかにも健康によさそうなイメージですが、独特の苦味やえぐみがあり飲み口が重く感じられるのが特徴です。
加熱するとさらにえぐみが増すと言われており、お料理などの用途には不向きですが、ダイエット目的や、運動後のミネラル補給などには適していると言われています。
また、胃腸の弱い方やお子様には硬度の高すぎる軟水を飲むとお腹を壊す方もいらっしゃるので注意が必要です。
硬水はダイエットには向いているといわれていますが、下痢をしてしまってはせっかく補給したミネラルも無駄になりますし、危険!NG集にも書きましたが、水中毒の危険もありますので、硬度の低いものから少しずつ慣らしていくのも良いかもしれません。
硬水を飲みなれていない方がいきなりコントレックスのような超硬水で水ダイエットを始めると挫折してしまうのは、味や飲みにくさだけではなくこのあたりにも原因があるようです。