■ 水ダイエットで水を飲むタイミングの意味の理解
水を飲むタイミングでも書きましたがベストタイミングはの以下の7項目です。
このタイミングはそれぞれ、人間の身体が水分を欲している時ですので、水ダイエットをするしないに関わらず水分を摂って頂きたいタイミングでもあります。
なぜこのタイミングでお水が必要なのかを理解すれば、より自然に水分摂取ができると思いますので、その理由を書きたいと思います。
1 朝起きてすぐ
人間は寝ている間にも200~400mℓの汗をかきます。夏場は熱中症対策など気にされる方が多いですが、もちろん冬でも汗をかいています。
また、呼吸をすることにより水蒸気として水分は出ていきますから、寝ているだけでも大量の水分を消費しています。
そのため、寝ている間に失った水分を補給するためここでコップ1杯の水を飲みます。
ここで注意ですが、朝起きてすぐにいきなり冷たい水を飲むと、内臓がびっくりしてしまいます。また、内臓が冷えると新陳代謝が落ちダイエットの効果も薄まってしまいますので、常温~お白湯くらいのお水を飲みましょう。
私は、朝起きてすぐウォーターサーバーの冷水2温水1の割合で混ぜてコップ1杯飲んでいます。(お湯を沸かす手間が無いので朝など忙しい時はウォーターサーバーを導入してから楽になりました。)水を飲むことで眠気もさめてすっきりした気分になります。
2 朝食前
食事前に水を飲むことによって、胃がふくれるので食欲がなだめられ、食べすぎを防いでくれます。
また、食事で摂った食物繊維が充分に水分を含むことで膨らみ満腹感を得られるほか、お通じがよくなります。
ダイエットと称して、食物繊維豊富なフルーツグラノーラなどをせっせと摂っている方がたくさんいますが、ここで水分を充分に摂らなければ逆に便秘になってしまいます。
フルーツグラノーラやブランフレークなどを食べているのに、お腹が張って苦しい、お通じが来ないと思っている方は水分が不足している可能性があります。
私の場合、ダイエット目的と簡単に準備が出来ることから、毎朝ブランフレークやオールブランを食べていましたが、便秘が解消されることはありませんでした。
しかし、水ダイエットを始めて2日くらいで毎日キチンとお通じがくるようになりました。
3 昼食前
午前中は、お仕事をされている方なら会議や集中してやりたい仕事など、主婦の方ならお洗濯など朝の間に済ませてしまわないといけない家事などで慌しく過ごされているのではないでしょうか?
そして、空腹もありランチは早食い大食いになってしまうことも。日々の早食いや大食いが肥満につながりますので、まずコップ1杯の水を飲みます。
これにより空腹感が和らぎ、こころ穏やかにゆっくり食事を楽しむことができます。
私もそうですが午前中は会議や、思考力を使う仕事に当てているため、なかなかゆっくり落ち着いてお水を飲むようなタイミングがなかったりします。
4 夕食前
お仕事や家事の都合で昼食から時間が空いてしまった場合など、空腹に任せて沢山食べてしまい後悔したことはありませんか?
こんな時にも朝食昼食と同じで、コップ1杯の水を飲むことによりお腹を落ち着かせることができます。
また、夜遅くに食事を摂らなくてはならない時でも、お水を飲んだあと野菜を先に食べて消化のよいたんぱく質や炭水化物を摂れば急激な血糖値の上昇を抑えられ、肥満を抑制することができます。
特にダイエットが軌道に乗り始めたころというのは、飲み会などを控えたいと思うものです。せっかく減った体重が戻ってしまうのではと不安になったりしますが、付き合いもあり無下に断ることもできません。
そんな時もコップ1杯のお水を飲み会の前に飲んでから参加することで、自然に飲みすぎ食べすぎの抑制ができますので、この時はカロリーなど気にせず楽しみましょう。もちろん次の日から数日かけてご飯を一口減らすなどをすればさらに良いと思います。
わたしもこの方法で、飲み会の翌日の大幅大量増量ということもなくなり、また、お水を飲んだから大丈夫と思うことで、その場を思い切り楽しめるようになったことが何よりの収穫です。
5 お風呂の前に
お風呂に入ると300~500mℓの汗をかくと言われています。お湯で身体が濡れているので、普段より汗が出ている実感がないかもしれませんが、じつはこれが危険です。
大量の汗をかくことにより、血液中の水分が奪われるため、血液の粘土があがります。(俗に言うドロドロ血になります。)
さらに、お風呂では温まりますので、血圧も上昇しますので、血管が詰まったり破裂する病気、心筋梗塞や脳卒中を発生する場合があります。
お風呂の前には充分な水分補給をすることで、そんな危険も回避できます。
特にダイエットのため半身浴をされる方やサウナがお好きな方はさらに多くの汗をかきます。
半身浴後やサウナ後に体重が減るのは、この水分が失われたためで、脂肪が燃えた訳ではありませんので、水分を摂ればすぐに戻ってしまいます。
では、水分をガマンすれば痩せたままでいられると考える方もいるようですが、これは脱水症状を起こしてしまい、重症の場合命に関わるほど危険です。
半身浴やサウナは身体の新陳代謝機能を高めるためには非常に効果的ですので、充分な水分を補給して、また長時間される方は、途中でも補給できるようにペットボトルを持って入るようにしてください。
私も時間のあるときや疲れた時は30分の半身浴をしてリラックスタイムを楽しんでいますが、かならずペットボトルに入れた水と、防水ケースに入れたスマホを持ち込んでいます。
6 お風呂の後に
お風呂の前にでも書きましたが、お風呂に入ると300~500mℓの水分を失うので、お風呂の後にも充分な水分補給をしてください。
また、半身浴やサウナで大量の汗をかいた後は、コップ1杯の水では物足りないと感じることもあると思います。その場合はもちろんもっとたくさん飲んで頂いて大丈夫です。
お風呂で失った水分をビールやジュースで補給した場合は太りますが、お水でしたらノンカロリー+-0です。
私は身体の中の古くなった水分を出して、新しい水分に入れ替えをして、お肌などの細胞がぴちぴちと喜んでいることをイメージしながらお水を飲んでいます。
7 寝る前に
起きてすぐでもかきましたが、寝ている間に200~400mℓの水分を失います。
また美肌効果の項目でも書きましたが、お肌など細胞の代謝は寝ている間に行われ、その代謝には水分がかかせません。寝る前にも水分を補給しておくことで体内の新陳代謝が正常に行われ、美肌効果も得ることが出来ます。
最初はこの7回だけを意識するだけから始めてもよいと思います。コレだけでも1.4ℓの水分が補給できます。
残りの600mℓですが、これは500mℓペットボトル一本とコップ半分です。
お仕事や家事の合間に、ちょっと一息入れたい時や、気分を変えたい時に一口、トイレなどで席を立った時に一口、買い物から帰って一口など、少しずつ飲めばあっという間にクリアできる量です。
今回はここまでです。
次回は私が体験してみて「さらに効果のあったお水の飲み方」について書きたいと思います。