■ 水ダイエットのやり方
○ 水の量
人間の身体は約60%が水分でできています。
汗をかくような運動をしなくても1日2ℓ程度が排泄物として、また呼気や皮膚呼吸により水蒸気として体外に出て行ってしまいます。
気づかない内にもドンドン消費している水をどれくらい摂取すればいいのでしょうか?
一日の摂取水分は体重の4%程度が好ましいとされています。
直接水として飲むだけではなく、食事に含まれる水分や、体内でたんぱく質や脂質、炭水化物などが酵素によって分解されて作られる水分もありますので、水ダイエットでは1日2ℓを目安に水を飲みます。
この時水は常温からぬるま湯で飲むのがよいとされています。夏などは氷をいれてキンキンに冷えた水を飲みたくなりますが、内蔵を冷やしてしまうと代謝が落ちてしまうので、常温か冷やしすぎていないお水を飲みましょう。
また、毎日2ℓも飲むので塩素が入っている水道水はお勧めできません。
※お水選びについては、こちらをごらんください。
○ 適切な食事
水ダイエット中の食事ですが、無理なカロリー制限をしないでください。
水ダイエットの効果にも書きましたが、食事の前に水を必ず飲むことで、自然にいつもより少ない食事でも満腹感を得られるようになります。
また水中毒という死に至る恐ろしい症状を引き起こすこともありますので、塩分が必要量必ず取れる食事をしましょう。(ただし塩分量が多すぎるとムクミますので、適量を摂ってください。)
健康な成人1日当たり必要な塩分は
男性:9g未満 女性:7.5g未満 (厚生労働省推奨食塩摂取量)とされています。
スポーツをされる方は、スポーツの強度により、スポーツ飲料などの塩分やミネラルを摂れるものを利用するのもよいと思います。
○ 水を飲むタイミング
1日に2ℓといっても、まとめて飲むのではなく小分けに少しずつ摂取する必要があります。
習慣化しやすいタイミングを以下に纏めました。飲む量はコップ1杯は(200ml程度)です。
・ 朝起きてすぐ
・ 朝食前に
・ 昼食前に
・ 夕食前に
・ お風呂の前に
・ お風呂の後に
・ 寝る前に
これだけでも1.4ℓになります。おやつを食べる方はおやつの前にもお勧めします。
残りは小分けに少しずつ飲むようにしましょう。
間違っても昼間飲む量が足りなかったからといって、夜中にノルマ達成のごとく一気に水を飲むようなことはしないでください。(危険です。)
水ダイエットは長期戦、健康維持のために一生続けられる健康法です。
出来ない日があっても、くよくよせず気長に挑戦してください。
最初は(特に水を飲む習慣がない方には)味が無いし、しんどいかもしれませんが、一度習慣化してしまえば、こんな簡単な健康法はなかなかないと思います。
管理人が習慣化するまでにやった方法は水ダイエット体験に書こうと思っています。
ただし水ダイエットでは、たくさんの水を飲みますのでトイレの回数も増えます。絶対に我慢はしないでください。
お仕事の関係などで、トイレに行きにくい方にはお勧めできません。
○ 水ダイエット前に医師に相談した方がよい方
・普段から病院に通っている方。
・常用しているお薬のある方。
・腎臓の機能が低下している方。(よくムクム方)
・体調のすぐれない方や、健康に不安のある方。
・高齢の方。
・水ダイエットを始めて体調が悪くなった方。
必ずお医者様に相談してから始めてください。
○ 注意事項
また、ここに挙げた方法は一般的に水ダイエットとして実行されている方法で、管理人が個人的に実践し体調がよくなったものをご紹介しております。
どんなダイエットでもそうですが、同じ方法が合わない方もいらっしゃると思いますので、無理せず自己の責任のもと実行してください。
この方法で体調を崩された場合でも当方は一切責任を負いかねます。
ご不安のある方は医師に相談の上実践されることをお勧めします。
(管理人は水ダイエットの効果で書きましたが、通院していた皮膚科がありましたので医師に世間話的に相談し、アドバイスをもらいながら始めました。)